2009年7月15日
商品と文化。
「キリンとサントリー経営統合」
びっくり仰天した。
海外戦略のためには、昨日の敵は今日の友になる。
上場と非上場
財閥系と独立系。
東京と大阪。
違うとこが多い。
そんなことより、問題なのは、
おっちゃんは、キリンには、ほとんど愛着がない。
子どものころ飲んだサイダーも、三ツ矢サイダーだった。
ビールも、キリンにこだわったことはない。
でも、サントリーは別でんな。
オヤジが飲んでたトリスとトリスポケット瓶。
角、ダルマ、リザーブ...
途中から、親父の思い出と自分の思い出が重なる。
このねえ、あんだけうっとおしかったオヤジと、思い出がかさなり、
年齢とともに、それが悪い気分やなくなる。
この味わい、分かってくれますか?
山口瞳の「成人式のメッセージ広告」
デイビスジュニアーの「ホワイトのCM」
なんとまあ、洒脱なことやろ。
誰でもわかる、共感する、愉しめる。
教えるのやない、訴えるのでもない、「包み込まれるコミュニケーション」。
サントリーの商品の後ろには、「ひと」が見える。
キリンの商品の後ろには、「利便性」が見える。
おっちゃんは、勝手に、「ひと」に、よき頃の大阪文化を感じている。
今気づいたけど、キリンは商品やけど、サントリーは、文化なんや。
商品は、サントリーのもんかもしれんけど、
「サントリー文化」は、お客さんのもんでもあるんやないか。
ええ子に育ってくれた子どもが、大人になって、
思いもよらん子と結婚するいうて、連れてこられたような気分やな。
「オヤジ分かって、将来のためや」と言うて。
力のない親には何も言えん。
「悪い子やないねんけど。そうか、そうか。」
なんや、ぼそぼそ。




