2009年10月20日
意気に感ず。
幸せなことに、
また、素晴らしい人と出会えた。
昨晩、初めて会った方。
60歳後半だが、苦楽が熟成されて、とてもいい顔だった。
仕事も現役の表情。
「いや、会社勤めも、終えたくて。」とおしゃっていたが、
まわりは許さない感じ。
帰り道も一緒だった。
下北沢までの電車でも、話が続いた。
お互い年の加減で、
世の中、変わりましたという話になる。
むかしは、よかった、というのは、年寄りの証拠だが、
むかしは、仕事の場でも、
こんな人がいましたが、とか、
おっちゃんがモタモタ話していると、
その方は、ひとことで、表現された。
「意気に感じる人がいなくなりました。」
そうや、その通りや。
仕事して、お金儲けは大切やったけれど、
仕事のだいご味は、「意気に感じる」ことやった。
それが、仕事のご褒美やった。
下北沢で、おっちゃんは降りた。
久しぶりに、電車で去る方をホームで見送る気になった。
混雑した車内だが、目が合って、にこやかに、
「どうぞ、行ってください。」とのしぐさが見えた。
おっちゃんも会釈して、ホームを歩きだした。
なんて、気分のいい日の終わりやろ。




