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おっちゃんの「日々こもごも」

2009年12月24日

歳末風景。

筆者:おっちゃん 23日(祝)、久しぶりに、隣町、町田の駅前に出た。
人通りは多かったが、
繁華街には、ジングルベルも、あまり鳴り響いていなかった。
これも、不景気のせいと、
なんでも、意識が景気に結びつく。

本屋によって、
おばあちゃんのための脳トレ用ドリル『般若心経』を買う。
昼は、いつものラーメン屋で、昔ながらの醤油ラーメン、500円が美味い。

おかみさんが、お客さんと世間話をしている。
いきなり、こっちに振られてくる。
「コンビニって、ほんと、ひどいわね」
えっ、何がという顔をすると、
「昼間っから、電気を煌々とつけてるでしょ。
環境の時代だというのに。」
そうなんだよ、こまるんだよ、隣の人が話を受けてくれた。
「オレもさ、畑を借りて野菜を育てているんだけど、
ホウレン草が育たないの。」
「どうして。」
「隣が、24時間の牛丼屋でさ、
きつい光があたって、花がすぐ咲いて
葉が大きくならずに、枯れてしまうんだ。」
そんなことあるんだ、とおかみさんと私は口をそろえて言ってしまった。
 
母子が入ってきた。
ちょっと振り向いたら、若いお母さんとかわいい子供。
おかみさんが、水を運んで、注文をききだした。
ふつうは、コップを置いて、
客が注文を決めるまで、いったん引っ込むのに。
 
話し声が聞こえてきた。
おかみさんがメニューを読んでいる。
「そう、この麺は、もやしがいっぱい。」
「これは、お酢いりね。」
おや、と思うと、
お母さんの少したどたどしい日本語が聞こえてきた。
そうか、アジア系の女性なんだ。
 
ラーメン屋を出て、向かいのスポーツ店を少し覗いてから出てくると、
こちらに向かって歩いてくる人が、やけに薄着なのが気になった。
ジーパンが腰よりも下がり気味。
といって、今の男の子のはき方ではない。
怪しいな、と思っていると、
目の前まで来た。
つぶやいている。
「働けばいいんだよ。
黙って、働けば、いいんだよ。」と、ひとりごとを繰り返している。
 
ジングルベルを恋しがる人、
ジングルベルに急かされる人、
ジングルベルから逃げたい人、
まったく耳に入っていない人。
そして、わたしというと、あまり感じなくなった。
これは、幸せかもしれない。