2012年5月16日
『飯舘村は負けない‐土と人の未来のために』千葉 悦子/松野 光伸
何にも進んでいない。
去年三月一一日に、菅直人首相、一九時三分に原子力緊急事態宣言した。
一二日、一五時三六分、一号機で爆発。
十八日~二六日、IAEA(国際原子力機関)の調査では、
飯舘村では一平方メートル当たり二〇〇万ベクレル
(ヨウ素一三一とセシウム一三七)を検出した。
三月三〇日、IAEAは、
「飯舘村の放射線レベルが避難基準の二倍に達した」とし、
飯舘村を避難勧告の対象にするよう、日本政府に呼びかけた。
けれど、政府は動かなかった。
2012年5月09日
『動物たちのウンコロジー』 今泉 忠明
生き残るための便秘。
春を待ちかねて、わが家の犬を洗う。
「気持ちよくなったね」と言いながら、「ウソつけ」とも思う。
犬の方は、イヤなんだろうな、
自分の匂いを薄められて。
気持ちいいのは、飼い主だけじゃないか。
きっと、そうなんだ。
2012年5月02日
『動的平衡』 福岡 伸一
種の別れ。
友人に、今何を読んでいるの、と聞かれて
『動的平衡』と答えると、難しそうな本だね、と言われた。
そんなことないよ、と言いたかったけれど、
自分も十分理解している自信がないから、
モヤモヤと返事にならない返事になった。
ああ、せめて、でも、おもしろいんだよ、と言えばよかった。
たとえば、ね。
2012年4月25日
『手鎖心中』 井上 ひさし
狂気こそが、救い。
『雪やこんこん』を観て、
改めて、井上ひさしの天才ぶりに驚嘆して、
積読だった『一週間』を読み、
その勢いで、『手鎖心中』に手が伸びました。
2012年4月18日
『河北新報のいちばん長い日』 河北新報社
地方ブロック紙の矜持。
河北新報は、仙台に本社があるブロック紙。
一八九七年創刊以来、休刊日以外は一日休まず新聞を発行している。
第二次世界大戦中も休まなかった。
紙齢は、昨年三月一一日で四一一二号。
その夜も、新潟新報の協力で号外を出した。






